kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

文章校正をしよう!

文章校正するソフトがあるJustRight。
たぶん、Wordみたいに無味無臭な文章に補正してくれるツールだと思う。
暇なときに使ってみて、意図とは違う文章の崩れを直してみようと思う。
そもそも、どこまでが意図なんだろうか、というのはかなり疑問だが。


そもそも、そのへんのことで全く勘違いをしている読者もいると思う。
小説がある。フィクションである。(書物はみんなフィクションなんだけどここでは話をわかりやすく)
登場人物が発言する。
デリダ脱構築なんて、言葉をこねくりまわしているだけで、なんら価値のあるものではない。脱構築なんて脱抑制と一緒。人間のタガがはずれたようなもんで、キチガイざたもいいとこだ」

さて、ここで作者が本当にそう思っている、と思って、こてんぱんにやっつけようと反論してくる輩がいる。もちろん、作者をこてんぱんにしようとしているのだと思われる。物語全体から、その発言の意味を考えると意図的な場合もあるし、本当に作者がそう思っているということもあるだろう。でもただ、与えられたテクストの中から真実は見えてこない。この真実はみえてこない、ということを考慮した上での反論可能性はあるのだけれど、登場人物そく作者というのは、近視眼的すぎる。


わたしは、まだ読んだことはないのだが、周到に計画された誤字脱字、文章の崩れ、なんかも文学の範囲だと思う。本当の誤字脱字にみえるけど、だんだんその意図がみえてくるような文学はミステリー文学の別な側面だといえる。ただの誤字かと思っていたモノが、じつは物語の犯人だったりする。これを徹底的に胃に穴が空くような忍耐力でやりとげた作品はかなり面白くなりそうである。
これはやろう、というところまでいったのだけど、時間もなかったし、そもそもそのトリックみたいのを考えつかなかった。これは他の同人作家の人に任せるとしよう。
ネタをばらしてしまったのは、もうやれんとおもったからで、ネタが周知の状態で、この手のミステリーは面白くならない。