kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

みだれうち涜書の〜と2

最近読んだ本をメモ程度に。
わたしプログラマに飽きたらブックオフで働きたくなってきている。

ジャック・ラカン
精神分析の倫理(上)(下)

実はわたし、独習C++のような本、独習ラカンみたないな本で概観したのですが、ラカンの著作は薄いクセに読むのに時間がかかる。
わたしの本の読み方はIMが一度助言していたとおり、自分のレベルより高いモノはわからなくても一度読み通す、自分のレベルよりいくらか低いモノは熟読して頭の中で転回させる。つまり、この本はわからなくて一度通してよんで、二度目も読むことになる。(二度ですべてがわかるぐらいだったら、あたしも少しは成長してるとは思うのだが...)
ジジェクからラカンに入るっていうのもちょっと奇妙だけど、人がまた好きになってしまった。人は本当にファンタスティックだ。(本書は人という範疇においてはむしろ例外

アーヴィン・D・ヤーロム
ニーチェが泣くとき

ばかも〜ん。SF大好きなわたしにこんなおもろもの読ませたらあかん。
ニーチェルー・サロメは、わたしが今世紀一番最初に作ろうとしていたエロゲなのに、こんなおもろいものが在るんだったら作る必要ないわ!
ニーチェには現代の萌え要素が一杯だ。まず、妹萌え。もう妹なんてルー・サロメと最初から喧嘩ごしだったのだ。サロメのほうは、ニーチェ、キモっ!ってな具合にどんどんニーチェから遠ざかっていくわけで、これはもうエロゲの世界で再現したらおもろーだと思っていたのだが、これを読んでやめることにした。
頭の中にあったプロットで重要なことは、
ニーチェがどのようにして死んだか?
という点もあるけれど、この先は「ゼノサーガ エピソード1 力への意志」に任せればいいだろう。「力への意志」という本自体がまず、妹萌えだ。文学・思想・哲学が流行らないこの世の中で、ツァラトゥストラもでると期待している。
火星のツァラトゥストラが時代遅れになった今、やはりもっと広大な宇宙こそ必要なのだ。


Perlラクダ本を読み始めた。
Cマガをまだ購読していたとき、Perlの文法をみて、「普通じゃない」と思ってからさわっていなかったのだけど、簡便さには代え難いと思い、勉強中。
ジェネリックプログラムみたいなまか不思議コードによって、いろんなことができちゃうのはすばらしい。使い捨てプログラムはPerlかもなあと実感している。ミニマミストが書くPerlのコードを想像するとわくわくするし、ぞっともする。保守性なんかを考えると、いろんなパターンのコードが書けてしまうPerlは劇薬的なところがある?