kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

デリダってだりだから6年後

6年たちました。
デリダって誰なのかあたしゃしらん。

デリダの中期の作品は本当に面白かった。
声と現象は前振りにもならない。
そして、わたしはたった一つの、私のものではない言葉を読んだとき、とてもファイトが沸いたのを覚えている。

《私が「私の」本を残すとき、私は、出現しつつ消滅していく、けっして生きることを学ばないであろう、教育不能のあの幽霊のようなものになるのです》
生きることを学ぶ、終に
ぐっとくる帯である。あたしゃ、幽霊とか亡霊とかに取り憑かたい。なかなか取り憑かれない。なんででしょうかね(´ω`)