孤独な人
ラカンの話ばっかりであっけらかんとしている皆さんが多そうで大変申し訳ないkow@suhitoです。
あたしゃラカンのエクリの形式になんとも陶酔してしまっているからで、ラカン派の同人ゲーム作家とか(笑)ではない。それにラカンの著作をよんで理解できるならもうちょっとまともなことを言っているはずである。
ラカンは学説の中では本当に真理の人といって違いない。
だけれども、ラカンは私生活ではまさにドタバタという文学用語(笑)のような詭弁家ぶりである。ラカンに出会う前に是非良書である詭弁論理学は読んでおきたい。
「父の名」というキーワードは真理の一つであるとしても、結局ラカンが愛人の子供に自分の名前をつけられなかったところに由来するなんて考えると、我々が飽くことなく読み捨てている週刊誌の記事のようではないか。
望んでもいない信者のリーダーになったラカンはうんざりしていたし、ずっと待ち望んでいた賞賛をおくったのはデリダあたりぐらいだったのか。
なんにしろ、わたしにとってはラカンが賞賛されはじめたあたりから、スーパーロボット大戦のようなオールキャストもののエンターテイメントである。サルトル、バルト、フーコー、ガタリ、エーコ、ダリ。
そういったラカンの楽しみかたは不純なんですかね...(´ω`)