kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

合わせ鏡の中の虚ろ

ある程度ひきこもり続けると人というのは、癪にさわることが多くなってくる。最初はそれが癪に障るという程度のかわいらしいものだが、そのうち、のっぴきならない怒りへと成長することもある。このとき他罰に向かうか自罰に向かうか、これはランダム要素もあるし、個人史も関係してくる。まあ多くの人間は自罰に向かって欲しいとおもっている。その無責任で根拠のない怒りを理由に誰かを傷つけるなら、自分自身を破壊して勝手に死んで欲しいと思っている。



これは私有の物語だが、ここにはどのような周縁物語があり、どのような蘊蓄がこめられると思うのだろうか? 関係性の障害だろうか? 論理的矛盾だろうか? 倫理の問題? 個人主義の問題? それ以外のすべての問題……

いや、別にどんな問題かが問題ではないのだ。もちろん悲しいわけでもないし、楽しいわけでもない。なんとなく心の動きが重い……まったく……ここは乾燥している。