kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

今年の抱負 - 20XX

あけましておめでとうございます。

どうぞ今年も去人たちをよろしくお願いします!

さて、元旦、正月といえば、昼間から酒飲んでるとおもっているでしょう。

実は少ししかのんでないんですよ、この時間でも(でも、飲んでるんやないか・・・)

まあネタはいいんですが、毎年々々おもっとるんですが、今年はなんか書こうとか、なんか形にしようと思ってるんですが、

まあこれがダメだった。

なんでかなあと今日今、やっと反省してたんですよ。すこぉし酒飲みながら。ほんの少しでっせ。

なんでかなあ、こわいなあ、やなかんじだなあって思いながら、こうやってね、数の子をつまにながら、ちびちびやってましてん。

そしたら、ああ、そうかそうか、そうかってな感じで気づいたんですわ。

あたしは、個人的には既に死んでるんじゃないかってってことに。正しくは、自分は――正しく死に続けることができていないんじゃないか――ってことにです。

さて、前置きはさておき、可能な限り漂流する今年の抱負 - 20XX。

14歳以降へ - 20XX

(´-`).。oO(新年早々、kow@suhitoがおかしくなってきたな…)

誰がキチガイやねん! そもそも、ずっと前からキチガイやっちゅうの!

ハッカー

K2Cはもととも、ハッカー的な要素の多い集団でした。ハッカーという言葉が誤解されることは多いですが、ここで言っているハッカーというはその思想的な意味であって、技術力についてはちょっと外においておいてください。

あなたの思い浮かべるハッカーを考えてみてください。もしかすればそれはこんなんかもしれません。

自動警戒管制組織に侵入して幻の爆撃を演じてみたり、原発のシステムに侵入してメルトダウンさせてみたり、世界中の銀行口座にアクセスして1円以下の預金をごっそりかすめとったり、yahoo.comも1時間以上にもわたってアクセス不可能にしたり、世界中のインターネットを瞬く間に機能停止させたり……

ハッカーすげええ。すくなくともあたしにはそんなことはできません。すげええええ。

誤解とか飛躍とか厳密なお話はまた来年ということで進めますが、目の前に財布が落ちている。この中の貨幣を自分のものにする方法があります。財布を取り上げて中から、貨幣を抜き取るのです。手を使って。それは技術的に可能です。海底の底にうまっているメタンハイドレートを取り出すのと同じ手順です。対象物を手に入れるために必要な構造物を接触させ、合理的な手順で手の届くところに引き寄せる。

でも、どれも違法なようです。たとえ、あなたが科学的な裏付けがとれないいわゆる超能力者の持ち主で全世界のパスワードを透視できても、それを使って不正にアクセスしてしまえばそれは違法になってしまうらしいのです。

ハッカーとはなんなのでしょうか? 落ちている財布をネコババする人はハッカーでしょうか? 

あたしとしては財布をネコババするひとをハッカーとはいえないと思います。あたしはハッカー

アクセスが抑制された領域に理性的に接続する人たち

だと思っています。

この命題を形態素に分解するとすべてが愉快な語句に分解されると思いますが、今日はそこの字句の定義まで駆け上げるのはやめにしましょう。それをする意義は14歳のうちにしておくべきことなのですから、今回のテーマにはそぐわないと思います。wikileaksハッカーか? テロリストがそんなことをしたら?

ハッカーフリーゲーム

あたしたちは明確なイシューがあったわけではないのです。実をいうあたしも何事も厳密だったら楽なのになあ、とおもうほどですから。でも選択してこういう言葉を使ってしまいます。わたしたちはハッカー的な集団だったと。ハッカー的なアイディアはほんの些細なことでしたので、遠慮がちにハッカー的といっている程度ではありますが、個人的にはパラダイムシフトでした。つまり、評価軸の多元化、というごくあたりまえのアイディアです。立脚点。wikileaks は何を根拠にあんな不法行為を行っているのだろう? 彼らにだって立脚点はあるはずです。外部的な理由だけでないとしても。

■脱ハッカー

去人たちがどれだけの反響があるか、はっきりいってわかりませんでしたし、ずっと怯えていました。我々には肥大化した妄想が何にもまして前面にありましたから、最高で百億人程度の賛同を得られるだろう、もし最悪でも数十人からの賛同は得られるだろうと思っていました。現実的な範囲を予想できただろうという方もおられるでしょうが、あたしたちは良くも悪くもハッカー的だったのです。わたしたちは最悪の振れ幅のなかで右往左往していました。

右往左往している間にも、人というのは沢山の気づきに出会うものです。とくに何かを探求したりしていると。

去人たちの初期のアイディアは一体なんだったんだろう・・・・?

わたしたちはそれをたしかめるために、何度か去人たち、あるいはAIを何度かプレイしました。だけど、そこに本来あったもの、あるべきだったもの、表現したかったもの……それは何も見えてきませんでした。

ハッカーたちの黄昏(とかなんとか・・・)

ッカーたちは薄汚れて穴があいている障子に囲まれた座敷にとらわれている。彼らを鍵のついた牢に閉じ込めることはできないのだ。


 

さて、今回は『セカイからもっと近くに』を読んだあとの自由な読書感想文のように書きました。

少しずつですが、こうやって言葉で会話できたらいいなああと思います。