kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

寒いから日本酒を飲もう

こよなく愛する亀の井酒造のくどき上手、今年も10年古酒がでましたね。
くどき上手どれを飲んでも間違いないので、大吟醸などは実はときどきしか飲んでいない。とはいっても、大吟醸ものを年に1升はかならずあけてはいるし、それは別に吟醸酒を覚えきれないほどやっているわけである。

日本酒があーだこーだいうのは嫌いだし、なぜ嫌いかといえば、それは個々人の口にあうものならええやろ、というざっくりしたものから、うまさの表現力欠けるというものまで、とくもかくにも語ることが苦手である。
でも一緒に酒を酌み交わすのは好きである。味を細やかに分析してあーだこーだいわれると、こっちも利き酒用語でもってなんかいわんといけないかとおもって味が分からなくなってしまうことがある。あたしと一緒に日本酒を飲むときはどうか、もっと大ざっぱな表現にとどめて欲しい。うまいとかふつうとか、のみやすいとかのみにくいとか。
日本酒度、酸度、酵母、酒米醸造方法、吟醸、純米、冷酒、冷や、ぬる燗、熱燗とかすべてがうまくいかないとおいしいお酒ではないのかもしれないけど、やっぱり自分が好きなお酒をのみたいなあと思うわけである。

権威主義、迎合主義かまわないけど、それを押しつけたらいけないものね。
十四代、田酒、獺祭とかもちろんおいしいけど、もしそれを定価の2倍3倍で買うなら、お手頃な日本酒は沢山あるのでぜひ試飲できる酒店に足を運んでみてはいかがでしょう。


というわけで、寒くなってくると燗してのみたいですね。