そうだ、自転車で渋峠にいこう!
ヒルクライムがくせになっていろいろな坂道をのぼってきたのですが、自走で行けるところもある程度走りきってしまって新鮮味がなくなってきました。
ちょっとどこかにお手軽な山がないかなあと思って探していました。寒くなる前にしっかり坂道でペダルを回しておきたい気分です。
あーどうせ遠征するなら、温泉にも入りたいよなあ。できたらキャンプ泊もできたらいいよなあ。キャンプするなら、新しいキャンプ道具も試したいなあ。メタル賽銭箱買おうかなあ。自転車もどっか軽量化してみようかな。
ゆめはひろがりんぐ!
うーん、まあ、キャンプいったりばっかりだし、ゆるい散歩ヒルクライムでゆるゆるいきたいなあ。
温泉はいって、ゆっくり坂道をのぼる。
そうだ、渋峠にいこう!
行ってみた。
散歩ヒルクライムのパートナー
JAMIS RENEGADE さんは輪行できんこともないのですが、幅をとるので何かと神経を使います。
ただの輪行でも神経使うのにね~
JAMIS RENEGADE さんには今回はお留守番ということにしてもらい、お散歩用のミニベロさんにご同行いただきました。
行程
1泊2日。
お宿は渋峠ホテルにしました。
標高2152mにあるホテルですので、しっかりヒルクライムも楽しめるし、宿泊なのでゆっくりゆるゆるペースもほとんど気にしなくて良いお散歩ライドです。
1日目は長野駅から出発、万座温泉に漬かって渋峠へ、
2日目は渋峠から長野駅、時間があったら長野市周辺をお散歩ライドの予定。
とりあえず、ずっと登り道というご褒美
山に入ってしまうと水分補給できないので、事前に補給しておきます。とりあえず2リッターほど。
山道にはいるまでは、15キロぐらいを街中をゆるゆる走ります。
そこからが本番です♪
ずっとのぼり。しかも勾配10%越えもしばしばはさんでくれてメリハリ出してくれるよい坂道。
中腹までのぼると、きゃー、すてき!って1人なのに叫んじゃうぐらいの絶景が続きます。
ちなみにこの時点で、ゆるゆるお散歩ヒルクライムは汗だくです。ぜーはー! だが、それがなぜか心地良い。
まずいい汗かいたあとは、万座温泉に入ってゆっくりを疲れを癒やす♪
露天風呂には、いい出汁がでそうなおじさんたちが漬かっている。
汗冷えと寒さで身体が冷え切っているので温泉がまた気持ちいい。
「寒い山の上にわざわざ出かけて、温泉に入る……マッチポンプマッチポンプ」
ひとしきりぬくまったあとは、渋峠を目指します。
あとちょっとですが、お散歩ヒルクライムはここまで来るのに結構体力を使っています。ひーはー!
さらに万座温泉周辺の道路には、
「硫化水素でているからここにはゼッタイ立ち止まらないでね!!! ゼッタイだぞ!」
という警告があって、フリか、フリなのかと、思いましたし、よし記念に写真撮ろうとして立ち止まっちゃったりして、それをSNSなんかに投稿して炎上しちゃうとか、あるいは、本当に死んじゃったりして、うける~みたいな、そんなんがこの世の中期待されているのではないかと思っちゃったりして、そんなことで一喜一憂してる世の中が幸せなんだか不幸なんだかわからなくなったよな~と思いつつ、お散歩ヒルクライムは続きます。
(※なので、立ち止まらないでという写真はありません。適宜、ググってください)
ずっと絶景です...
なんかの最高地点らしいのでせっかくなので写真
周囲がガスっていて
「なんもみえねぇ」
ってとりあえず、独り言のようにいうだけいって、ゴールへ向かいます。
ゴール!!
ゴール前にラスボス。やべえよやべえよ。セーブしてねえよ。
ぜったい首元ねらって攻撃してくるヤツじゃん...
人間を食べ物だと思ってカンタンに命奪ってくるヤツかよ...
やべえよやべえよ。
ん? いや、この姿、どこかで!?
も、もしや、お前は……ま、まさかっっっっっっっっっっっっっっっっ!?
渋峠ホテルの看板犬、インディィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッッ!!!!
きゃー、インディーくーん!! もっふもっふ~ もっふもっふ~
インディーくんに死ぬほどもふもふさせてもらった。グローブが毛だらけ~もふもふ~
奪われたのは、わたしの心でした
横になっているインディーくんはもふもふしても怒らない
ゴールのインディー君がいるのは渋峠ホテル。あっちとこっちでぐんまとながのです。
インディー君は未開の地ぐんま側が良いようです。
1日目がおわる。世界は終わる予感だけがあって、でもまだ終わらないかもしれない
目標達成したしよかったよかった。
満足していると、お宿のスタッフからよくよく日の出時間のことを説明してくれます。
まあ、朝日をみるのはどこでもテンションあがるものだしな。でもいつも日はのぼるし、昇らない日はまだこないだろうなと高をくくる。これがフラグになって明日世界が終わればいいのにね。
ああ、そうか、そうなのか!! 明日昇る太陽が、また昇るとはかぎらないのだ! 見よう!
2日目、早朝ライド
朝日を見ようかとおもったが見えない。
見えたの雲海でした。
また、絶景じゃねえかよ...