kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

断煙

タスポがないと、自動販売機ではタバコは買えません。どうもkow@suhito13歳です。


あたしは自動的に断煙に追い込まれておりますが、身体がすこぶる調子がいいのがなんとも憎たらしい。6min/kmのペースで走ってもかなり調子が良く、気持ちよく10?を走りきることができる。

一月に150?の目標も夢ではない感じである。


さて、あたしは早々に裏切り者のそしりを受けそうだが、タバコを喫まないのはいけないことだと思いますよ。ええ。

偉い人がいうには、節度です。


さて、あたしは断煙してまだまだ数日なのだけど、この状況がどんだけ楽しいかということである。


楽しい?


タバコの精神依存は強いというが、まさしくそれが楽しくて仕方がない。ここ数日、あたしは、「どうして自分はタバコを喫まないんだろう?」ということぐらいしか考えていない。ほとんど目覚めている間、自分はどうしてタバコを喫まないんだ、と考えている。この不毛感、たまらない。すっかりしょんぼりし、抑鬱状態である。あたしは比較的寝付きがいい人だったのだが、最近は眠りにつくまでに結構時間がかかるようになった。なんなら、筒井の「いかにして眠るか」を半分ぐらい読めそうなぐらい寝付けない。しかも、寝て、3時間ぐらいたつとぱっと目が覚めることがある。最近、暑くなってきたからなあと考えている。たしかにこの時期になると暑くて目覚めることが過去にもあった……ような気がする。


ちなみに、自覚はしているのだけど、最近怒りっぽいような気がするし、いつもイライラしているし、些細なことで声を荒げたりする。そもそもあたしゃ、注意欠陥のレッテルを貼られて、尊厳を奪われた学校生活をしてきたが、ちょっと度が過ぎるなと思っている。つまり、自分の身の丈以上に荒れているような気がする。


あたしは、個人的には理性ってものが頼りないものの一つであると考えているけど、まさにあたしはいまそれを振りかざして強敵に立ち向かっている。たぶん、小さい頃にみたアニメと一緒の構造で、これがわくわくするっていう魂胆である。勝ち目ないのに、でも……てな感じで。


ただ、こんな風に自分自身を試すことは鬱だとしても興味深いことだと思っている。自分自身を試す機会、自分自身に接触する機会は最近とみに少なくなっていると思っているような気がする。あたしたちは優れたペルソナ使いとかスタンド使いみたいなもので、高度なコミュニケーションの場ではそれなしでは対応することは難しい、そんな気がする。

たかだか、単純な精神依存の結果だけれど、こうして自分のペルソナ、スタンドが、周囲にわんさかいるのだとしても、アンカーに繋がれた一等やっかいな箇所ってのがあるのを知るのは、がっかりもするし、ある意味においてほっとする。


あまり、系統だって語ることはできないようだが、感覚的にいえばこういうことなのだ。

「あたしはこの幽体離脱みたいなことを、楽しんでいる」