kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

あたしの欺瞞

数年ぶりに公の仕事が忙しいkow@suhito14歳です。勝手に忙しくしてますが、気にしないでください。


小説とアニメ中心っていうのも変な組み合わせですが、そういう風に生活しているのだけど、ときどき馬鹿らしく感じることが多くなった。正直なところ、これはかなりの大地震である。


小説を読んでいることとアニメを見ていることは平行していいるから、この組み合わせ効果によりあたしはあたし個人的な理由でここまでこれを継続できてきたのかもしれないと思っている。おそらく、これを読んでいる99%が何を言っているかわからんとおもうけれども、それもこの文章の意図するところである。


あたしは実際のところ、アニメを見たり、小説を読むという反復行為で、「表すこと」を知った。個人的には彼岸に小説が、此岸にアニメがあるような隔絶の反復的な横断である。



しかし、この14歳という致命的な年齢になるとそこに甘えの論理は徐々に排除されてくる、……排除されなければならないという状況に出会う。14歳以前であれば、“〜でなければならない”とか、“〜であるべきだ”といって強弁を通すことも出来たが14歳になると、“無根拠に”、“そう在るべきだ”という考え方のみによって物事をいうことが恐ろしくなる。たぶん、これが“大人になる”ことだと想像するけど、大人になることが単純醜悪化なら大人になる理由は殆どみあたらない。“人間は元来醜悪なんだ”ってのは、なんとか教のやってる方法だったし。



だから、あたしは自分自身の欺瞞を知っているつもりで、技巧は置いてきぼりにしたうえで、もっとも先にしなければならないものがあると思っている。最低のイラストや、最低の文章、最低の音楽、最低の演出、最低の序章、最低の結末……それでもいいのだ、それが自分自身に嘘をついていないなら。

いま、あたしが望んでいる創作は、そういうものであるが、自分をのぞく99%の人は鼻で笑う。たしかに、あたしもそれを鼻で笑うことが出来たら笑いたいと思っている。