今回は比較的まともな正月だった。
事務的な調べ物とか、プロジェクトファイルの整理とか。
そう、去年はもっとひどかったので、これだけでもマシになったとおもっておいたほうが次に繋がるだろう。
ここで、自分自身に不満をぶつけてもしょうが無い。あーすればよかったこーすればよかったというのはあるし、本当のことを言えば、まだまだやりたいことはあった。
でも、14歳になるともう片足は大人になりかけておりますし、大人になりかけているということは、半分以上棺桶に足を突っ込んでいるともいえる。
石川啄木は26歳でしんだ。シド・ヴィシャスは21だ。もう、半生はすぎたといっても過言ではない。14歳というのはそういう年なのですね。
欲望のままに、やりたいことをやればよい。個人的には大賛成。無差別に人を撃ち殺したくなることは誰にでもありますよね? わたしもすぐに撃ち殺したくなります。誰彼かまわず。
こんなことをいうとキチガイだと思われそうですが、人間は生来キチガイ的ですから、この文脈では正しい判断だと思います。
時間がないので、短絡させます。
快楽原則とか涅槃原則はフロイト先生ですね。涅槃原則は後期に導入された考え方です。自我や超自我については去人たちに詳しいのでステマ風にすっとぼけます。抑圧している。自分は不道徳で気が狂った人間だとは思いたくなくて、「無差別に人を撃ち殺したくなること」を抑圧すると、神経症となって症状がでてくるとかなんとか……フロイト先生の入門書なんかにはそんなケーススタディがのこっていますね。わたしもにわかですから、その程度の知識です。自分がにわかだと知っていること自体はまあ、自分でも賢明だったとおもいます。
少し快楽的な脱線をしましたがこれも、快楽原則に従ったといえるかもしれません。つまり、自我や超自我が人を社会的な存在として生物としては異常な状態にしようとさせます。
さて、正月、わたしがまだまだやりたかったことはなんだろうなあと思います。
自室にこもって、ひとり、そう思うとふしぎな感じがします。ふと、傍らをみる。自我や超自我ならあたしの横で寝ている。
あっ……