みなさん、ユニークなレビューを書いてもらっているので、是非個人的に応答したいなと思ったのでかいていきます。
今回取り上げるレビュー
ためておいたレビュー放出! い~びる☆あいっ! io 止マナイ雨ニ病ミナガラ(体験版) 去人たち(と「Χ:Khi ~サイレンス・イヴ~ 序章」?) エイト・ストーリーズ 第七号車
このレビューでは最上級の褒め言葉をいただけた。
フリーゲーム界の電波ゲーを選ぶとすれば、きっと上位に食い込んでくる
正直、この手の賛辞は半分嬉しくて半分残念だったりする。なぜなら「電波」という現代用語が指示する対象が非現実性を含んでいるかのような印象を醸し出しているからである。
とはいいつつも、
電波ゲームというより、雰囲気を楽しむゲームというか、独特な……カテゴリーわけを拒否するゲームというか、独自の世界を構築しているように思う。
という個人的な感想の部分に深く楽しい気分になる。
わたしたちが「ドグラ・マグラ」を説明するときに電波といって導入したがるのと似ている。ここではこの後者の感想についてとくに言及していこう。
正直、去人たちは筒井康隆のオマージュである。であれば、独自の世界感などはない。文体模写やリスペクトがそこにあるだけで形式的にはなんら新しいところはない。それが新しいとか独自とか思えるのはそれはただ、「筒井康隆が新しい文学」をやっていただけのことだ。そしてわたしたちは、その新しい、いや、「新しすぎて腹を抱えて笑った」形式をなぞっただけだと思う。去人たちⅡなどはついニヤニヤしてしまうセクションの集まりでできているはずである。それは模倣であればなおさらだが、模倣以前ですらニヤニヤできるものになっていてほしいと思う。
応答は一旦おいておいて
ただ、翠子がかわいい。そして声がいい。
ノベルゲームの一つの醍醐味。
周防ハルカさんいろいろやってはるんや! ってしらないで依頼してた自分たちはすごく反省してます。
周防ハルカさんにとても感謝しております。
ほかのボイスアクターの方もそうですが、長台詞とかちょっとおかしい語尾とか気にしながらアフレコしてくれたのはきっと大変やったろうなとおもって、ここであたらめて感謝の気持ちを。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1992/08/28
- メディア: 文庫
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