去人たちレビュー応答:その7
投射とか合理化とか楽しくて愉しくて仕方ない。いやあ、人生って最高である。
どうも、kow@suhito14歳です。
いつもこの導入の枕詞で多くの読者を失っている気がしますが、個人的にはマストなんですよね。サイコー!
さて、今回のレビュー応答はこちらです。
このレビューに対しては
「本当に残念です。次回作の参考にさせていただきます。」
などと、弁えた応答では生ぬるいわけです。
というわけで、応答していこう。
このレビューの登場人物だが、良い感じに簡潔にまとまっている
- レビューア
- 2chの
小賢しい投稿者 - 一般的なプレイヤー像
- 仮想のメンヘラ友人
去人たちをつくっていいた私たちこそが、このレビューアの立場と似たような場所に居た気がする。
当時わたしたちは、エヴァというコンテンツに対するカウンターコンテンツがたくさんでてきた、というエヴァをオリジンにすえた解釈を愉しんでいた。カンターコンテンツの多くはベクトルを多少変えるものだったが、「位相変換」(我々の言葉で深い意味はない)という大胆な手法もあった。少なくとも私たちの肌感覚ではそうだった。
去人たちも、そのような「位相変換」のようなコンテンツたろうという気持ちはあったのだと思っている。
という、まどろっこしい前置きをして応答していく。
2chで理論武装したカキコをよく目にしますが、
ああいう感じで世界と設定を表現しちゃうと、
こういう病的なものになるんだと思う。
たぶん、悪いものではないんだと思う。
間違っても、理解できたとは言えない。
去人たちという作品が、世界と理性と自我の中で葛藤してたからってさ、しったこっちゃないわけで、何が超自我やねん!って話。
ラカンの説明をしたってみんなあっけらかんとするしちゃうわけ。
wwwwwwwwwwwwwwwwww
大阪に来てからなおさら、笑いのセンスに自信がなくなったkow@suhito14歳です。
ゲームやる人のことを考えてないんだろうと、思った。
これ、本当に考えてないだろうとおもう。事実考える必要が無かったし、考えることで作りってる側が愉しくないならそれを採用する理由は一切なかった。オナニーの中でももっともフェティッシュな独善的な出力形式である。だから、このレビューに対する応答は、尤も! という一言になってしまう。
これだけだと感じ悪いので、印象操作を重視するkow@suhito14歳は、あいすみません、と謝罪もしておこうと思う。
「オレ、小説書いてみたんだけどさっ!
オマエ、本とかよく読むし好きだろ?
ちょっと読んで明日感想聞かせてくれよっ!」
って精神病んでるメンヘラなダチに強制されているようなもんでした…。
わたし個人も同様の感想である。そりゃ、去人たちⅡの文章をいきなり渡されてみろっていう話である。
いや、パロディにせよ、あそこまでガチでパロディするとあれはもう、病的といっても差し支えないわけで。パロディだと知っていてもよっぽどなのに、そうでないプレイヤーはあっけらかんである。らかんらかん。
まぁすごいな、って思った。これはすごい。
すごいな、と。
去人たちは一般的な価値はない。しかし、その無価値は無駄と徒労とオナニーでできていて、その無駄なアウトプットがすごいのだと理解した。
そんな無駄なアウトプットはすごいという評価はうれしい。わたしたちは価値を決める立場にないのだから。
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