今月は自由になる時間が多かったので、自分の乱れ倒した生活を律することを考えて計画をたてた。14歳の春休みでレボリューションが起こって来年は15歳になるんだと、そのぐらいの意気込みだった。
結果は、自己採点で72点というところ。よくできたほうだと、むしろ高すぎる点数だと思う。
2018/01 までの問題
- 1年近く、同じ毎日を繰り返していた。新しい日がほとんどなかった。
- Amazon プライムに生活をすべて支配されていた。
- 去人たちの作業が一切できていない。
- もろもろの精神変調。すぐに泣く。癇癪を起こす。音声チック。無関心。無気力。些細なことへの恐怖心。
- 酒が飲めない。飲んでも吐く。
- 技術書があまり読めていない。技術交流ができていない。
- 小説を読めていない
- 人文系の本を読めていない。
- 味覚鈍磨。料理をする気がしない
単語にすると、ちょっと盛ってるかな、という気もしないでもないが大げさ過ぎるというほどでもない。引き受けて問題なかろう。
どう律するか
計画をたててそれの通りに実行する、というシンプルな対処を考えた。面白みないし、柔軟性や自主性が養われないんだよね。でもいいんです。ここまで怠惰に陥った人間はいきなり自主性をもった、主体的な人間になるわけなんだから。自分に対して命令してその通りに動くかどうか、やってみるしかないんです。どうせ、さび付いて動かないし、動いたとしても電池の切れかけたファービーと同じ動きしかできない。
まずは命令という形で自身を律する中で、主体性を恢復させる。つまり、計画について疑問を抱くなり、反抗するようになれるといいかなと。そこまでいけば、あとは自動的に転がっていくはずだと、というのが狙いでした。
「命令」的に処理しようとしたこと(計画したこと)
できたこと!!
去人たち RebootCamp #001 の実施
計画に対する実績はぐだぐだだったんですか、計画とは別にぐっとできる体験だったので良かった。同人開発とは別次元だけれども、一人で何かをする、ということを肌感覚で体験できたことは良いカウンターになった。すべての決断は自分に責任があってなんの言い訳もできないし、ミスったら自分が面倒なことになる。自分はミスを犯しやすいし、柔軟性が不足しているとか勉強になりました。
家の本を、電子書籍化して、最適な電子書籍を読む環境も構築する
比較検討もそこそこに、bookscan に定額サービスがあったので即決しました。各社の自炊サービスオプションでいろいろ選べて自分の望む形式に絞れば費用は抑えられるのかもしれない。けど、電子書籍はどうやったら読みやすいか、どのように読みたいかもぼんやりしている段階ではオプションを絞り込むことをできない。そこで、bookscan の定額サービスで悩んでいる時間を先送りにした。一冊あたり 200 円なら判断停止しても十分いいと考えたわけです。自宅の本を減らして居住スペースを簡素化しないと維持コストが高すぎる。
治療
病院は時間がないとなかなかいけないから行けて良かった。
崩壊した家事の立て直し
大掃除を実施できた。捨てまくった。ただ部屋が汚いだけなら改善しようとしないのは当然だと今でも思う。悪臭なり虫がわくなり生活スペースの枯渇なりがあればデメリットがあるのですぐにでも改善するだろうけど、そこまでってなかなかならない。雑然とした部屋がカオスで嫌だな、というかなり高等な動機を頼りに大掃除実施できたのは人間性を徐々に恢復しているからだと思う。
自炊はお米炊いて、炒め物をするぐらいまで。カレーぐらいはつくりたかったけど……
自転車 400 キロ / 月
去人たち RebootCamp #001 を自転車輪行していったのが効いた。ひきこもりがちだったけど、ほぼ達成できているのはよかった。本当は 600 キロ目標にしたかったんだけど 400 でちょうど良かったとおもう。運動する時間を計画することで、生活リズムができたのが一番よかったかなと。
ハイキングする
箱根の雪山ハイクが楽しかった。雪解けの泥濘には苦しめられたけど、山中を一人でしゅっと歩くっていろいろ忘れられる。世界は自分一人しかいないんだぜ、その瞬間は。
うまいものを食べに行く
ほんとうはまだまだ食べ足りないけど、相当贅沢してたべまくったのでこれはこの辺で満足しとけってやつ。うーん、でもカレーはまだ食べ足りないし、お酒もたりないんだけどね。ヤマシタさんにご馳走になったのがもっとも贅沢だった。
ヤマシタさんに会いに行く
村上春樹が河合隼雄に会いにいくのと同じぐらい、どうでもいいと思いますが、会いに行きました。イエイ! お酒がもっと飲めると良かった。年相応にきちんと飲んでしまった。残念。(それはいいだろ……)
勉強会に参加する
「ふりかえり」を強引に勉強会に昇華させました。時間があまりとれないな~と思っていたので、「去人たち RebootCamp #001 」の報告会と一緒にやってしまおうっていうのは良かった。目的がブレちゃったかなとも、思うけど、たいした内容なかったし、やったことの方がでかい。次にも繋がるし。
できなかったこと... orz
記事は1日1投稿
継続は力なり。1日15分でいいから原稿と向かい合う。空白の記事を見たときのプレッシャーを毎回感じ、なんとか文章にしている。空白っていうやつは本当にすごい。空白を目にした瞬間、自分には何かを書きたいなっていう気持ちがないという無能と向かい合うことになる。去人たちを作ることができるんだろうかという不安が押し寄せて逃げ出したくなる。いつの間にか、背負ってるのかな……。
記事を書くのは「しんどさ」がつきまとうことが分かった。投稿間隔が問題というわけではない。何かを書くなら読んでもらいたいけど、興味深い記事なんて書けない。興味深いための記事を書くのも違う。退屈な自分が書く退屈な文章ってゴミを作り出してようなもん。
まあ、このぐらいネガティブにもなりますよ。誰かを比較して読まれている読まれていないをやりたいなら、もっと価値のある文章のために技術を磨くしかないし、ただの一人ごとなら誰かと比較するのはやめたらいい。まずは、読まなくてもいいから書き続けようと思っています。
来月からは週1で記事投稿を推奨と決めています。読まれるようになるという目標をたてないと、継続できないだろうと今は考えている。
小説・技術書よむ
積ん読の書籍があるので読みたかったけど読めなかった。「読む」という行為がそうとう過去に忘れてしまっていて習慣化困難な状況であることが分かった。小説の場合は、これを読めば何かを解決できるというものではないので、そこがモチベーションに関わっているらしい。無数の課題を抱えて時間に追われていると、モチベーションの低いタスクは無視される。強制的に読むことも試したが、気が散って文字が追えなかった。うーん、ちょっとまずいな。短編小説なりに切り替えて試してみたい。
まとめ
Amazon プライムビデオが最大の敵のなかでまずます上手くやったかなとおもう。作業しながらAmazon プライムビデオをみるとか少しずつAmazon プライムビデオから脱出しなければなりません。ツールをつかってドメインをブロックするとかペアレンタルコントロールをつかって特定の時間は見られないようにするとか。アルコール依存、ドラッグ依存と同じレベルと考えてよろしいだろう。まずは強制的にアクセスできないようにするというのがファーストステップだ。量を自分でコントロールするのはそのずっとあとで。
これからは自分がコントロールしているんだという錯覚を与えながら、コンテンツを消費させるビジネスが流行するんじゃなかろうか。うまいサービス設計だよね。誰かにそうと分からないようにコントロールしてほしいんだよ、ぼくたちは。
ぼくたちはとにかく不幸。