kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

7月8日(水)

やっぱり飲み過ぎである。アル中まっしぐらだ。頭が重い。スヌーズと戦いを一時間でけりを付ける。よくやったほうだ。だめだ、なにもする気がしない。洗い物以外はやろう。仕事着に着替えて、歯を磨いてひげをそる。湿度が高い。身体がべたべたする。燃えるゴミを出す。誰とも会わない。頭がふわふわする。オレはいま想像上の人物で存在していない。夢に違いない。食欲がないのでヨーグルトを少し食べる。今日はこの調子だ、さっさと仕事してさっさと退勤しよう。
いつもより早く仕事開始。BIツールの使い方をドキュメントにまとめて、興味のある方に共有する。データマイニングは暇なときにでもひっそりとやろう。ドキュメントを書くのがまあつまらないので都度都度休憩をとる。ベランダに出て灰色の空をみる。目に優しい。
お昼はお酒を抜くためにお風呂に。半身浴にして座禅を組む。無心になろうとするとパニックになるので徐々に練習。呼吸だけに意識するがやはり過去の黒歴史や失敗のことが想起してきて、わーと大きな声を上げてしまう。乗り越えてはやく無になりたい。風呂上がりはお布団ですこし横になる。飲み過ぎで身体のだるいことだるいこと。うつのだるさとは違う、とても身体性をともなっただるさだ。流体金属製ではなくずだ袋のような重さ。
午後は少し作業をして、ミーティングづくし。CRMチームとうちらのシステム開発VARチームの間でのデータ連携と開発方針の共有、相談。まあ人数が多い。内容は理解できるがCRMチームの真の目的が見えない。なんとなく良くなるからという程度にしか見えない。やったほうが良くなるのは間違いないだろうけど、なぜいま、そこに注力するのかの説明がない。互いのチームでWHYが共有できない。だから議論はない。ふーん、そう、という程度。主催者やリーダーが発言の多くを占める。WHYに共感できなければ困難を越えても進もうという強いモチベーションには結びつかない。仕事だからやる、という程度の非創造的なタスクになってしまう。なんとなく気分が落ち込む。
つぎはウチの開発チームの相談。なんのためのミーティングなのか、共有なのか議論なのか。何に困っていているのか。何を決定したいか。共有なのか議論なのか。オレが異界に迷い込んだのか。何も方針がない打ち合わせ。最初から最後までミュートの参加者がいる。主催者とリーダーががんばって発言する。若手は聞き上手で真剣に聞いているし、ベテランは興味なさそうに内職をしている。誰も議事録を取らないし、今の議論がなにをしているかも把握していない。突然、質問がとんできたので、文脈を忘れて回答すると、はぁ? どういうことです、という強めの返し。誤解がなんなのか質問をすると、誤解の上で議論していてその中でオレに質問が飛んできていた。オレはニコニコしながら、なんだ勘違いじゃないですかー、と大人の対応。自分が理解できないときは、どうやったら理解できるのかを言葉のやりとりで実装してほしい。例外を送出しても相手がキャッチするとは限らないぞ。吐き気がするし頭痛もしてくる。なんだろう、気づいてほしい、いろんなことがうまくいっていないことを。失敗していることに気づかないと改善もはじまらない。十二歳のオレと同じ程度になりさがってはいけない。みんな心を開いて!

時短定時で退勤。冷凍ちまきとお味噌汁。お風呂にはいる。身体がだるい。頭痛もまだ残っている。気合いで執筆作業をする。今日は否応なく休肝日。薬はのむけど。

寝る。