去人たちを作れなくなったうつ病プログラマーの地方生活日記

創作に絶望すると、世界が反転した日記

8月6日(木)

前日は乗馬にいったり、エクリプスの打ち合わせがあったりでてんやわんや。キモサベがオレのいうことを聞いてくれない。メリハリのきいた指示を出すことが大事。お腹の蹴り方が下手っぽい。蹴る準備運動で身体のバランスを崩してしまうのでしっかりと蹴れてない。メリハリがないからキモサベのほうは、ハエでもたかったのかな、と素知らぬそぶり。常歩の揺れにきっちり重心を安定させてのれていないのがもしれない。キモサベと呼吸があうと気持ちいいのだけど、今日はあまり呼吸が合わない。しかも熱波。馬場は照り返しがすごい。汗がとまらない。乗馬のあとはキモサベの全身のお手入れ。オレがダウン。動悸と汗がとまらない。ゲロでそう。キモサベが暑かろうと、鞍をはずしてやるとオレがキモサベの横でぜいぜいぜいぜいする。ちょっとだけよくなるとキモサベの全身を洗って汗を流してブラッシングする。はあはあ。
家に帰ってすぐに布団に横なる。エアコンと扇風機で体内にたまった熱を排出する。へんな冷や汗がとまらない。横なってやすんでいると左足のふくらはぎを強烈につる。ぎゃー、びくんびくん。死んだ。
食欲がない、ミネラルを補給しないと。せめて塩を。ごはんとお豆腐。お豆腐におかかをかけてめんつゆたっぷり。しょっぱみ多め。さっぱりしているのでなんとか食べられる。質素なごはんだ。でもうまし。

お風呂にはいってしっかりストレッチする。汗がだらだらでる。あかんあかん、すぐにでて扇風機で涼む。身体がまったく夏モードになっていない。

エクリプスの打ち合わせ。全員が全員、闇属性の生物。行方さん、河合さん、オレ。オレは人間ははじめて闇属性ながら昼を生きている。行方さん、河合さんも暑さで体調が万全とはいかないようだ。アイスブレイクでは、業界内の足の引っ張り合いの話で盛り上がる。自分の考えている正義や大義が怖くなるような話でもある。正義をふりかざすやつにろくなヤツはいない。みんなも正義の話をしよう。企画会議は行方さんの新案で議論が盛り上がる。SFのことはほとんどしらないけど、小松左京を読んでいることもあってSFを読む楽しさは質がちがう。同時代ゲームを読むのと霊長類南へを読んだときの同じ読書でもまったく体験が違うのに似ている。SFにはそのジャンルの楽しさがある。なんらかの生物としての制約を技術によってとりはらわれたときに人はどうなるだろうという、素朴な思考実験でも突き詰めていくとリアルすぎる世界として感じられる。一方で、オレは感情がどこにいったのだろうともおもう。虚構の世界もこの世界も灰色。オレを痛めつけるだけ。オレは気を張っていないと殺されてしまう。何事も興味がもてない、期待を感じられない。せめて性欲がもどってくれば、世界は違って見える気がする。偏向していてもいいから世界に彩りを取り戻したい。精のつく物を食べたいな。
良いなと思う理性が、感覚や悟性と不一致の状態。お酒をのんで誤魔化す。また飲んでしまった。おかげで今日の目覚めも最悪だ。

今日の仕事を開始する。チームビルディングのドキュメンテーションをしたりして午前中は終わり。午後からはRMIチームから浦野さんが別にチームに異動するとのこと。また新しいチームのチームビルディングを任せてもらえることになった。浦野さん、オレ、丹波さんの最小チーム。雑用をみんなで公平にやっていたけど、開発に集中できないので雑用をまとめてやるの新しいチームだ。クリティカルなミッションは上からふられていないので逆に言うと新しいことや挑戦ができるチームでもある。オレはチームビルダーとして浦野さんと面談する。学校で畜産勉強してきた異色の女性エンジニアだが、やはり意欲が異常に高い。わからないことがまだまだあるけど、なんでもやってみようという意気込みがむしろ神がかっている。すばらしいマインドだし素直に尊敬する。雑用みたいなところでもチームで成長するためのタスク、実験としてちょうどいいのも問題ないとのころ。スクラム開発についてはキャリア上ぜひやってみたいので、タスクの事業インパクト関係なくモチベーションは高いとのこと。十二歳とはこうあってほしい。十四歳になってならなければよかった。あとはチームの立ち上げにかかってくる。序盤だけリードして、あとは全員がチームの成長の仕方を考えられるようにしたい。

仕事おわり。外は薄暗い。ポタリングにでかける。夕暮れから夜へ。堺目。暗くなると気分が落ち着く。闇属性。色のない世界。
家に帰り風呂に入る。夜は執筆作業。執筆のモチベーションが下がってきている。時間が足りないなかでこの執筆作業はオレに何をもたらしているのか、という自問自答。おそらく、当初よりも気づきがすくなくなった。オレはふたりっきりであることで困っている事に気づいた。人の目線に触れるか触れないかで自己の認識が変わることに気づいた。オレには不満があっても文句を言う相手もいないし、助けをもとめようとして求める友人は一人も居ない。その制約において、どのように自分を御するかということに注力している。殻をやぶるには制約を突破するしかない。

薬を飲んで寝る。