kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

8月6日(金)

少しお酒が残っている。制御出来る範囲で酒量は減らしたのでちょっとだけマシにはなっている。スヌーズとの戦争を三十分で終わらせる。朝のルーチンワークをすませると、一人になりたくて川沿いを散歩する。蝉の生存戦略をぼうっとかんがえる。オレはここにいると鳴くとメスがトライしてくれる仕組みだ。鳴くと外敵に見つかりやすくリスクは高いが、うまくいけば自分の子孫を残すことができる。鳴く声が大きければ大きいほど気づいてもらえる、メスにも外敵にも。自分に置き換えて考えてみるととんでもない博打だなあとおもう。人間みたくコソコソ交尾するほうに進化はできないものだろうか。ツイッターのDMで待ち合わせ場所きめればいいのに。リスクをおかして交尾してでも幼虫は土の中に何年もいる。個体を増やすのであればすぐに成虫になればいいものを土中で長いことを過ごす。なぜだろうか。外界が過酷な環境で長く生き残れない事態があったのではないか。土中なかで外界の環境が改善するのをまっている。まるで核戦争後のように。数年たっても外界の環境よくなってなければ、その環境下で素早く交尾して子孫をのこして次の数年後にかける。なるほど、一ヶ月しか寿命のない蝉の成虫はそれいう環境の長期変化に対応するための仕組みなのかもしれない。その思考実験でオレは満足する。ウィキペディアはみない。
散歩から帰ると軽く世界と同期する。大嫌いなツイッターもたまに流し見しておく。ほー、ヤマシタさんのアニメすげー人気になっている。やっぱりすごいなあ。自分も創作でたくさんフィードバックもらえる状態が夢だったので憧れと尊敬である。

仕事をやる。チーム作りのことばっかりをずっと考える。忙しすぎて浦野さんのフォローができない。チーム開発の実践はRMIチームでしかしていないので、ほかのスクラムチームのスクラムタイムボックスを見学を進める。違うチームのやり方の見学するのは有効だ。差異からの気づきは多い。午後もファシリテートばかりしている。やっと夕方になって時間がとれる。浦野さんの退勤まで一緒にペアでドキュメントワークする。前向きなのではっきりいって圧倒される。

仕事を上がるともう夜である。疲れてはいるが人としゃべり続けたせいか、いつもと疲れは違う。楽しさも感じられたので少し心がかるい。やはり若手女子浦野さんの前向きさだろう。他のチームと違ってインパクトのある機能開発がすくないとわかっていてもカイゼンにフォーカスしてそこを磨くということに楽しさを感じられるらしい。もちろんオレもそれが楽しいのだがそんなにノリノリな人も少ない。会社の課題でわれわれのチームのミッションになりそうなことに共感してもらえるのはうれしかった。
お酒を飲みながら執筆作業。オレにはもう執筆理由はあまりない。オレしかこの日記は、オレがもうよむことはないだろうな、と割り切った時点で書く動機はほとんどなくなった。エクリプスでシナリオを書くとすれば練習しておこうという前提もあったんだ。文字を書く練習にはなったが、やはりシナリオは別物な気がする。去人たちZEROの書き上がったシナリオはにちのさんもヤマシタさんもぽかんとしていたのが困っている。まーそうでしょうね、という感じだけれどもいっぽうで、オレはあれを作品にしてみたいんだけど、直し方がわからない。うーむ、日本語の勉強が必要かも知れない。頼れる自由人も知り合いもいないな。

薬を飲んで早めに寝る。