去人たちを作れなくなったうつ病プログラマーの地方生活日記

創作に絶望すると、世界が反転した日記

8月26日(水)

クスリを飲まずにねるというプレッシャーでハイボールをたくさん飲んでしまう。なんとか寝付くことはできたものの疲れがとれない。飲み過ぎである。仕事でモチベーションがあがったのはよいが、果たして正しい動機なのかがわからない。躁が先にあって箸が転がってもやりがいを感じる状態になっているのかもしれない。客観的に判断できるといいのだけど。

顔を洗って、歯を磨く。惣菜パンを食べて仕事を開始する。あや、オレおかしくないかな? と聞いてみるが意地悪っぽくクスクス笑う。オレがおかしくないときなんてない。おかしいのかやっぱり。午前中は丹波さん浦野さんとモブワーク。シデムシ隊渾身の運用保守。もはや誰が書いたコードで誰が責任をもっているかなど気にしない。最後の砦、シデムシ隊が責任を自認してやっつけるほかない。今回の障害調査対応では一番知識をもっている丹波さんをメインのナビゲーターにして新たにジョインした浦野さんドライバーで作業をすすめる。オレはファシリテーターを自認する。なぜ、調査するのかの目的を明確にするように促す。次に、事実集めをする。事実集めは脱線、脱線の連続。オレは都度都度、嫌がられるぐらいに補正する。事実から、こういうことが推測できますね、では、あちらも確認してみませんか。断片的な事実から推論してもその推論の質は非常に低い。わかっている事実を最初のうちに網羅しておかなくてはならない。各種メトリックス、ログをかき集める。無加工の事実だけ。事実があつまったあとに、メンバーの意見、推論をあつめる。そこから仮説をいくつか立てて、そのうちもっとも可能性が高いものを見出して、仮説を裏付けるような事実がないか、メトリックス、ログを探索する。モブワークにもファシリテーターはやはり必要だなと思う。常に知識が同期される、というメリット、創発のためには背景にある、今なんのために何をしているか、という背景を揃えておかないといけない。大概のエンジニアがほとんどできないか苦手にしているやつだ。とくに天才が多いプログラマー、頭の中で暗黙のうちにショートカットして仮説を提案して、しかもそれがあっていたりする。モブで時間をつやしてまだ結論でてないの? みたいな煽り方をされる。天才の知識は一時、モブの知識は最低限システムの寿命と同じだけ生き延びる。トータルの価値で劣っていない、ナレッジの生存戦略という意味ではモブが圧倒している。知識が生み出す価値はライフサイクルの積分で評価される必要がある。
今日のランチはチームメンバーとZoomランチ。RMIチームの栞も飛び入り参加する。前はけっこうしんどい表情がおおかった栞だが元気そう。チーム外での交流にもなって楽しい。栞はシデムシ隊はシデムシ隊で楽しそうにやってるなあとって見てましたというので、ぜひうちのチームに戻っておいでと冗談を飛ばしてみる。栞はまだRMIチームでやることがあるからと笑っている。楽しそうでなにより。オレはもしかしてチーム作るのまあまあうまかったりしないかな?

仕事が終わるとベランダでハンモックにゆられながらぼんやりタイム。夕暮れになると気温も丁度良い。amazarashi がちょうどいい空気。深い紫いろに変わっていく空をみながら、死にたいかい? と聞く。世界が違う。世界線がズレた? オレが誰かと取り替えられた? すこし、怖い。深く考えると怖い。考えないことにする。いま、オレは都合がいい状態にいる。オレはいま眠っているのかも知れない。わざわざ目覚めることもない。
風呂にはいって執筆作業をする。したくない、したくない。内観療法はもういいんだ。もう目覚めなくていいんだ。現実を正しくみられていない、この死にたくない世界は、オレにとってちょうどいいんだ。

クスリをのまずに寝る。