kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

書籍PDF化計画

ドキュメントスキャナScanSnapが届いた。
かなり、どきどきしている。
これでどんな小説も全文検索だ! と思って居るんだが、本を解体するノウハウがわからん。業務用裁断機で背表紙部分を、一気に切り落とせればそりゃいいのだけど、スキャナよりはるかに高い。どうやら、この個人での本の解体には、隠されたテクニックがあるみたいなので、わたしもこれから色々な刃物片手にバラバラにして埋めてやる! 例えば、鉈を片手に、「K君、君は何か隠し事しているね」と夏目先生の写実的名作「こころ」かあるいは、「変身」「城」のKをわたしが追いつめるのだ!(途中から文脈が錯綜したみたいだ。ちなみに「変身」のKを鉈でバラバラにするのは面白そうだ)
たしかに、本を解体したらもとに戻せなくなるから、外で読めないのはなぁと思うけど、デリダの本をばらばらにして、暗号を解いた東浩紀を見習うとして、わたしも小説をバラバラにするのもやぶさかではないと、自分に言い聞かせている。
ってか、そういう高尚な動機とは無関係なんだが。

とりあえず、EffectiveC++とかEffectiveJavaとか、あのへんの、ざっと見るのに便利なものをPDFにしてみようかと思う。
フロイドの中途半端な文庫本とか、文学理論関係の本解体しみようと思う。
一番、参照するのはそこだから、それをスキャンするまでに本の解体についていろいろ研究してみる。