kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

本日の文章練習

要約の練習。昔話を一言で!

にわとりのお告げ

定蔵という男が飼っていた鶏が夜にクックドウルドウルドウなのでそれはこの村では不吉なことじゃから川にながさんといかんのだけど、鶏が定蔵の鶏小屋のうえに定蔵の先祖の位牌があることをなんとか教えてやろうとしてのことだったのだが、定蔵そんなこともしるよしもなく、村の掟にしたがって鶏を川にポイーしてしまうも、定蔵、小さきときから飼ってきた鶏のことを思い出しその夜はうなだれてすごすのだが、その一方川にポイーされた鶏はどんぶらこと流れていくが途中でひっかかって流れていくこともできずにいたわけだけども、まさにその近くに寅彦という男が住んでいたが、その寅彦、夢の中で玄関の扉を叩く音をきいてあけてみたら、なんとも奇妙な老人がたっていてその老人は自分は定蔵の手飼いのにわとりなんじゃが、鶏小屋の上に位牌があってそいつを供養せな家もたちゆかぬと苦言を呈し、定蔵にそう伝えてほしい伝え、鶏に姿をかえて空をばたばたと飛んでいった、ということろで寅彦は目をさまして鶏がとんでいったほうにいくと、鶏が川に引っかかっていたのをみて、これはと思って鶏を救出のいえ、定蔵の家にむかい、事情をはなして定蔵に鶏小屋の上を探させると位牌をみつけておおなんという間違ったことをしたのだと嘆いて鶏に許しを請い、鶏はええんやでとにやりとわらって許しを与えると、寅彦にもお礼をして、みんなほんとうによかったのお。


精神薄弱な定蔵が判断力をなくしてなすがままに掟を受け入れ鶏を流してしまうなんてとんでもない。掟を破って、村八分にあい、家族みんな落ちぶれて最終的には餓死してしまうという自己犠牲の無意味さをとく寓話として生まれ変わることが望まれる。