去人たち開発ブログ

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映画の感想会―震える舌

毎日々々、映画見て作業してるんですか? 危機感もってはるんですか? ってずっと誰かに言われている気がするんですよね。気のせい気のせい。
今日の感想会は「震える舌」

あえてのいきなりBGMについて

ストリングが特徴のメインテーマ。
全編にわたってストリングメインだが、実直で重苦しい感じを演出していた。
昔ながら……といえば安易だが、むしろとても劇中に集中できるBGMであったとおもう。あまりにもかっこよすぎるBGM(バックグラウンド……ってなに?)とは違う、またメインのフレームの演出ともあいまったしっくりくるBGMだった。
サイレントヒルってノイジーでアンビエント~とおもっているけど、その傾向に近いかな。

物語について

ネタバレはしてはいけない類いの物語になっている。この情報自体が無駄な事前情報を与えているが、何も言わないわけにもいかないのだからご勘弁を。
個人的にはおすすめしやすい映画である。
構築的に物語を作りたいのなら、形式としてもとても参考になる佳作であろう。
私自身としても創作的にいろいろと思うところが多かった。

ようじょ

われわれ、というと少し語弊があるし、逆にそういったコミュニティから拒絶されそうだが、幼女的な観点からまとめておく。
幼女をどのように描写するかというときに、とてもシンプルに描写しているのが印象的だった。前述の物語的なカメラフレームと、そして前時代的ながらも誠実なカメラのレイアウトである。面白みではなく、実直さとか、誠実さとかそういうものを感じる。
このように「幼女」と書くから性癖的ななにかを誇張しているように見えてしまうが、そういったことを抜きに画がつくられているような気がした。
最近ではカメラのアングルをめまぐるしく変えたり、それにSEをつけたりするが、静かなカメラと激烈な被写体は現実と虚構のあいだにあって、その物語強度についてメタ的に再認識させられる。

色彩のない物語

これは物理的な色彩のことをいっていない。
色彩のない映画で、ただ明暗で演出された映画だなとおもった。象徴的な蝶のはためきですら、色彩は失調しているように感じられた。これは個人的な欲求かもしれないなあとおもいつつも、そのように解釈したくなる作品であった。
ああ、感想文ってほんといいよね。

比較

アウトブレイクものの群像とはちがう、人物の深掘りする形である。心境の変遷も共感的に理解できるようになっている。こういった物語が消費されて、セカイ系へといこうするのかもしれないが、セカイ系というものがコミュニケーション不全をののしるマス的な悪口に聞こえるから恐くなる。
家族を正しくかければいい? だれが理想的な家族を想像できて、それを臆面も無くカメラにおさめるつもりなんだ?


さて、落ち着こう。
文章をかく練習だった。今日もダメだ。
















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