COBOLをJAVAに変換するブリッジエンジニア。
こなん、すぐ仕事なくなって大変そうである。
そもそも私は、2000年問題が終わればCOBOLプログラマは窮地に陥るだろうと思っていた。
でも、彼らはまだまだやれる!
さて、そういう現場において、わたしが最近気になっているのはプログラマの独り言である。
実はプログラマの独り言が気になるのは、自分自身がいつもぶつぶつ、いやこれはちゃう、あれはちゃうとぶつぶついうプログラマだからである。
これは偏見なんやけど、独特の風貌な方はどうやら、なにやら独り言を言う。そしてこれも偏見なのだけど、効率の悪い処理を考えながら選択してしまうタイプのプログラマである(わたしもなのだ!)。
隣で、T君が
「あれー? ぬるぽでるなー。ぬるぽはでないよね?」
などと行っていたので、わたしが
「ぱちょこんとお話ちゅうでちゅか?」
と聞いてみた。
するとT君は、悲しそうな目をして、黙ってしまった。
いや、冗談やて。冗談。そな悲しい目されたらあたしが寂しいわ。
「なにいいとるんですか、先輩。パソコンとお話できるわけないでしょー」
と返してくれないけませんよ。
そしたら、わたしが
「何をいっておる! “マイコンキチガイ”ならパソコンとも対話できるんぢゃ!(`ω´)」
と言い返していたのだ。どちらかというと、わたしは最後の決めぜりふを決めることを目論んでいた。
さて、そんなネタを考えていたのはいいんだが、自分自身の独り言をよく考えていたら途轍もない事実に気づいて絶望してしまった。これはもう本当の絶望である。
実はわたし、現場ではなるべく、人とから鈍くさい人間だと思われるため、のらりくらりやっている。まあ、本性も似たようなものなのだが、それに輪をかけたようにのらりくらりやるのである。そうすれば、これはどないしたらええの? なんていう、煩わしい質問は受けない。
大まかにわけて、わたしの独り言は
「どないすっかなー」
「ぬるぽ!」
「まじかよー」
である。
どうしたら、手早く実装できるかを考えながら「どないすっかなー」。
例外が発生したときは、どんな例外でも「ぬるぽ!」。
本当に「ぬるぽ」だったときは「ぬるぽ!(にやりと一人ほくそ笑む)」。
仕様変更がきて、はいと二つ返事で了承した後、ずっとひとりで「まじかよー」とぶつぶついっている。
そなもんかなー、とおもって、自己分析終了と、業務にいそしんでいる。
いやー、このメソッド必要だわー。でもこれパッケージプライベートだし、他の業務クラス参照すると部品単位でコンパイルできないから、こっちのクラスにも同じメソッドつくるかー。コピペやなー。上位クラスにこういうのあるとええんやけどなー。
んぢゃ、コピペと。
Ctl+C
さて、わたしはコピーを実行したわけだが、ここで貼り付けるわけだが、このときわたしは独り言を言う。致命的絶望をわたしに与える。
Ctl+V
「ぶいっ」
ま、まじかよ...
とっさにそのことに気づいたのが、わたしは貼り付けようとCtlを押し「V」キーを押すときに
「ぶいっ」
と言っているのである。
奇しくもわたしはIMのAir批評を読んだ後、Airのアニメを鑑賞していた。
すると、わたしは「ぶいっ」に省略される言説をたちまちのうちに補完してしまう。
「kow@suhito弱い子。同じメソッドを別の場所で宣言。ぶいっ」
わたしが現場で一番隠しておきたかったことをなのにー!!
普通のサラリーマンに見せかけていたわたしのもくろみはもう、まわりにはバレバレだったのだ!
あいつがマンガ好きでサー、よくイベントとかいくんだよねー。
(kow@suhito:コミケのことやな!)
へえー、マンガになんかイベントあるんですかー?
全部、無駄だった。どうか、最後は幸せな記憶を。。