kowさんは天ざる大好き

創作に絶望すると、世界が反転した日記

途上終着

今、去人たちのプロジェクトはそれなりに佳境であると思う。全く何もしていないようだが、佳境なのだ。

書籍を作ったりこっそりサントラも作ったりしている。



あたしは去人たちという作品を8年もやっているのに、まだ愚痴をいっている始末である。8年もやって、それで不満なら死ねばいいよと、ときどき思うが、一方でたかだが8年!というもっともな考え方もする。この8年が万事だと一般化するにはその一瞬一瞬が特殊化されすぎている。まあ、後年になればなるほど一般化しやすい状況になってはいたのだけど。



去人では本当にメンバーに恵まれたと思っている。このメンバー以外を選択することを危惧するぐらいには。こういう言い方自体が、メンバーに不敬であるんじゃないかって思うぐらいに大変感謝している。



だけれど、あたし、あたしたちは、作るべきものをつくっていくのだ。たとえ、K2Cがなくなっても、あたしたち自身がK2Cではないのと同じように、あたしたち自身が作るべきものをつくるのだ。なにをどんな理由で作るかは、あたしには少し遠い現実のことなのだけれど、それはあたしが語る以上に、(もし完成したとしたなら)作品が語ってくれることだろう―いやいや、作品が語らなきゃならんだろうて!