去人たちを作れなくなったうつ病プログラマーの地方生活日記

創作に絶望すると、世界が反転した日記

9月3日(木)

なんとか起きて風呂にはいる。頭がぼんやりしている。脱衣所で服を脱ぐと年配の男性に声をかけられる。いつもこの時間におられる男性で何度も顔は合わせているが話したことはない。
「昨日の夜遅くにテレビみました?」
最初、どういう趣旨の質問か理解できない。寝ぼけて全裸になり、これから風呂にはいろうというオレになにを聞いてきたのだろう。なんか、テレビで話題になるようなニュースでもあったのだろうか?
「テレビもってないんでわからないですが?」
男性は不満そう。
「六階に住んでいるkowさんですよね?」
相手はオレのことを知っているようだ。ん? オレは察せない。
「夜になるとみんな寝静まってるでしょう。だから音には注意してほしいんですよ」

 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。周辺の部屋に誰も住んでいないのですっかり無頓着になっていたが、窓を開けてるとそりゃあ夜は聞こえるよな。全裸でぷるぷる震える。よりにもよってあんなエッチな動画みてるのバレてるじゃああああああん。いやだあああ。あれだけは人にしられていはいけないんだあああ。エッチすぎる。オレはとにかくしゃにむにあやまる。相手があんな、エッチなのはダメですよ、と突っ込まれるのだけは絶対にいやだ。すみませんすみません、いきててすみません、うまれてきてすみません、エッチですみません。本当にはやいめに指摘していただいてありがとうございます。これが管理人さん経由でしらされるとなったらもう二度とお天道様の下を歩くことはできませんよ。あわわあわわ。穴があったら入りたい。アナルがあったら本当に入りたいぐらいである。ちかくにあるけどさ。いやそうじゃなくて。ごめんなさいごめんなさい、いきててすみません、死にます今に死にます。だからゆるしてゆるして。マジで直接いってくれてありがとうございました。ゴッドです、仏です、神です。ありがとうございます。ありがとうございます。
オレの挙動不審に相手の男性も面食らったようで宥めてくる。ま、まあ気をつけていただければ。わたしもよるはね、気をつけてイヤホンでテレビみてるのですよ。はいはい。わたしもエッチなやつはぜったいにそうします、そうします。エッチなのはいけないですから。ぜいぜい。
その場を逃れて浴室へ。シャワーあびて浴槽へ。溺死したい。いますぐ溺死したい。ここで溺死したい。だが、断る。オレは自分がちょっとどうかしていることに気づいて、あえての座禅である。昨日のヤツはそんなにエッチではないし倒錯度も低かった、大丈夫。無心になるのだ、無心に。ぜいぜい。呼吸がおかしい。オレ、パニックになってるじゃん。のぼせ溺死する可能性に賭けたが溺死はせず、風呂から上がる。着替えて脱衣所に来る。「もう、二度とこの時間に風呂にはこれませんよ~。にこにこ~」といってでる。オレはどうかしている。

嫌なことを忘れようと仕事をはじめる。がむしゃらにやる。すると仕事でもミスする。百パー自分に瑕疵があるミス。バグや手戻りなどの技術的な問題ならなんとも思わないがパーソナリティの面での失敗。ブラックユーモアばっかりいっていたがやはり空気を読んでなかったオレの問題。gonzouさんやにちのさんにも何度もお叱りを受けたヤツ。「今は真面目な話だから」という趣旨の批判である。殊勝を装って反省の弁などを弄してみるが、死にたい、死にたい、自決さえてくれ。同じ失敗を繰り返すって客観的にみても救いようないじゃん。だからさ、救えないなら死ぬか、誰かに殺されるかそれしかないじゃん。頼む、介錯をたのむ。せめて最期はひと思いに苦しまないように。あっ、すみませんすみません、オレなんかが苦しまないで死んでいいわけなかったですよねすみませんすみません、などと謎の弁解をはじめてついに同僚から救急車呼びましょうかと気遣われる。死ぬたい。

仕事が終わる。いつの間にか日が落ちている。落ちきっている。月がでている。狂喜の月だ。
執筆作業をし、クスリをのんで寝る。死んでない。こんなクソみたいどうでもいいことで死んでたまるか。