去人たちを作れなくなったうつ病プログラマーの地方生活日記

創作に絶望すると、世界が反転した日記

6月19日(金)

涼しい朝。身体がすこし熱っぽい気がする。あやも少しぼんやりしているよう。復職に向けてだらだらしているわけにもいかない。朝のルーティンワークだけを希望に起き上がる。扉を開け放つ。曇り空。一昨日の深酒が内臓に負担をかけたようでやはり調子が悪い。
ルーチンワークを終えて畳に寝転がる。悪心がひどい。胃薬を大量の水で流し込む。オレの代謝力を促すしかない。スマホでカレンダーを確認する。お昼から人事のマッキーと産業医の先生との面談結果を踏まえた相談。人と会うのはそれだけ。自立支援医療制度の申請もしたい。自己負担が一割になるので家計的に助かる。傷病手当がなかなか振り込まれなくてキャッシュフローが悪くなっている。フルタイムで働けるようになるのはいつになるかも分からない。それでも生活収支を見直していない。お金は大事だけど、考えるのには精神力をかなり消費する。悪い先延ばしのクセがでている。なんにせよ、支出を減らせることには越したことがない。目覚ましのタイマーをセットして横になる。

剣と魔法の世界で日本の里山みたいなところでパーティーを組んで冒険していた気がする。オレは相変わらずなにか嫌な思いをしていた。パーティーじゃないと生き残れない、でも一人がいいようだ。
目を覚ます。お昼だろうか、あやはいない。マッキーとの面談は直ぐに終わる。復職後のリスクの確認、再燃の可能性があること、人事として最低限の契約関係の確認。最後にかるい雑談をする。会社の組織体制が変わったといっていた。会社の組織や体制、福利厚生、給料、働きやすさ、理想を語って現実を変えるように働きかけようとしてきた。でも自分にはそれだけのメンタルはなかった。対象にも自分にも期待したらオレはいきていけない。何より、オレはオレがなんとか働くことだけで手一杯だ。現実逃避や投射をして文句をいって楽しんでいる場合ではない。マッキーの話に、一歩前進しましたね、よくなるといいですね、と社交辞令を返すにとどめた。具体的に働き方は笹野マネージャーと最終調整をしてくださいとのことで、そのミーティングを月曜にすることになった。

悪心が相変わらずあったが、我文町役所にいって自立支援医療制度申請の手続きをする。窓口はすいている、直ぐに対応してくれる。申請書を担当者と一緒に書く。しゃきっとしたベテラン風の女性とまだ若い新人風の男性。男性のほうは少しぼんやりしているようで見ているこちらも心配。指さししながら記入する場所を指示してくれるのだが、どうも指先が定まらない。あとから気づいたが、オレは外出するとどうしてもバリアをはっている、それが相手に緊張を与えたかもしれない。申し訳ない。無事に申請が完了するとオレは二人に深く頭を下げて家に帰る。

ポップコーンがなんとなく食べたい。お菓子が食べたい。お菓子を食べるために何か映画でも見よう。 サード が Prime Video になっていたので見る。寺山修司というワードが気になっているだけでどういう人かすらもわからない。宮沢章夫サブカルを語るときにときどき出てくるし、「観客は立ち会いを許された覗き魔である」という寺山の言葉は感覚的に良くわかるし興味がある。映画は「ホームベース」について考える映画。わたしたちはホームベースについて問われたときに存在論的に語ることができる。でも誰もがそれをできるわけではない。ただそこにいて「ホームベースとはなにか?」を強く問うという人間を描いた映画。精一杯背伸びしていうなら見ても良い映画だった。ベースランニングの画は象徴的な場面というのを前面に出して恐れないシンプルで印象的演出。いまは間がもたないからあんまりやらないかもしれがないが個人的に好き。

復職のことを考えてエアコンの設置を急ぎたい。もちろんヨドバシカメラのサポートが言うように数日待てば業者からかかってくると思う、という推測ベースの問題解決方法の提案は成功していない。今日のサポートはさらに混雑しているよう。例のヨドバシカメラのテーマソングを電話越しに三十分聞かされる。今回電話サポート担当の方は解決策が直ぐたどり着いたよう。工事業者に確認して折電しますね、とのこと。前のサポート担当の方は架電時間短縮の鬼だったと思って良いのだろうか。いろいろな人がいるから世界は面白い。これまでのさまざまな事情もあるので、引き留めてこちらが持っている情報をお伝えする。何かあったときに往復回数が少ない方がトータルの架電時間は減らせる。みんなハッピーにこしたことはない。十分ほどして折電。現在、順番待ちになっていて見込みがつかないとのこと、急ぎ対応していただくようプッシュしておいたとの回答。順番待ちで見込みがつなかないような仕事のやり方でいいのかはわからないけど、これは前から。人的リソースが不確実なのか、資材なのか工事時間が不確実なのか。でも目安がつなければ調達計画そのものもうまくいかないのではないだろうか。やばい、また精神を病んでしまうようなところに首を突っ込んでいる。どうにもならないことに気を揉んでもしょうがない。なるようにしかならない。オレは来世で全能の神にでもならない限り、不平不満はなくならないだろう。死にたい。

朝起きてからの悪心が続いている。胃薬と睡眠薬を飲む。眠ってしまいたい。眠くなるまで執筆作業。お酒が飲みたい。お酒をのんで抑制系を解放し全能になっておわりたいという衝動は、今日の一日の過ごし方に原因があるのかもしれない。沢の鶴 米だけの酒 [ 日本酒 1800ml ] を初挑戦。冷やだと生酛特有のクセがつよい。肴を選ぶ日本酒。身体の負担を減らしたいのでぬる燗にする。こうするとクセがマイルドになり飲みやすい。酔いが回ってくると気分が落ち込んでくる。自棄になってあやにも日本酒を勧めたが固持する。胸が苦しい。布団はいってなんとか寝ようと苦労する。