年末あたり、流行語大賞、今年の漢字、クリスマス、仕事納め、大晦日、年越しそば、年が変わる瞬間……11月ぐらい。もう今年も終わりだなって思った瞬間に、想像していたテンプレートイベントが殺到してくるのを想像する。 繰り返し。 今年は前年よりもっと…
誰でもがコンテンツ配信できるようになって、自分がものづくりをする必要はないな、と思うようになった。 その領域ですごく尖った表現をしていて、それは一般大多数に受容されるという類いではないけど、アートや創作といわれた、その表現に似ていると思う。…
安定した環境をつくりそこに閉じこもろうとする。 確信したい何かに囲まれて、それらの確信によって安定した自分でいられるなら、どれほど楽なことだろうと思う。 自分がそう思いたい対象はたくさんあるけど、それらを自分がコントロールできるわけではない…
身近な人が死にたいと訴えられる。よくあることではないけれど、まあ、経験がないわけではない。 自分も自分の終わらせ方についてはいつも考えているし、いま終わってほしいと思うと誰かに伝えてしまうことはある。自分が誰かを間違っていると断言したり、諭…
ウツもうまく付き合えるようになるとメリットがある。感情の起伏に当人がふりまわされる。悲観的に感じていたことが、とある瞬間には些細なことに思える。 そういった不安定な自己に悩むこともある。ことに、ポジティブなほうを本来の自分と思い込みがち。ウ…
たまに、拙作の物語構成を見直す機会があるけれど、そのたびに発見がある。 別に拙作に特化したことじゃないのだけれど、再読すると発見があるっていうのはいろんな作品である。 たまたま、必要に迫られて拙作を読み返すことが多いから、再発見も多いわけで…
飽きもせず、何も決定しない会議ばかりの日々。うんざりする。 参加者が多すぎて議論は収束しない。収束しないために、参加者のなかの最終意思決定者を設定し、ミーティングの最後には必ずアクションがでるようにする。 最終意思決定者は、ビジネスセンスが…
お盆休みという期間。みんな有休。じっくり作業できるので自分は出勤する。 その日の進捗報告をする上司もお休みとなると、優先度は低いが重要なタスクを進めるチャンスだ。プロダクトの性質上、休日だからといって問い合わせがないわけではない。 とはいえ…
ウツは脳機能障害にしてもらえれば楽なのにと思う。 脳機能障害で休職する、というのと、ウツで休職する、というのでは、受け取られ方が違う。 ウツ症状の原因は内因性、器質性とかいろいろあるし、代表となる病名もいろいろある。 精神病理学的に機序を理解…
評価なんてできないんだ。善悪も、善し悪しもない。基準がないのだから。 ずっとオレはそれを信奉してきた気がする。それすらが、固定した観念になって、いわゆるこじらせてしまっていたような気がする。みんなが良い、というものに反対するという程度のネガ…
飲み会での失態から立ち直れずにずっと寝ていた。お酒の失敗はこれまでも何度もしている。そのたびに一人で飲んでいれば、こんなつらい気持ちになら無くてすんだと思っている。 自己嫌悪に苛まれ続けていたので、本当に心臓発作とか原因不明の突然死で消えた…
昔の同僚からお誘いがあって、オンラインで飲んだ。 飲み会なのに、仕事の話をするのが好きすぎて、自分が嫌いになる。仕事のプロセスを話すのが好きすぎる。酔いがさめて、その構図が客観的に見えてきて、押しつぶされそうにつらくなる。機知もへったくりも…
なんとなく時間ができてしまうたびに、日記療法じみたことをしてるのかなと思ったりする。そういうときの日記はどうやったって普通じゃない。あえて、普通からずらして加工とバイアスが働く。 その日記をみてドクターが、「そんな日もある」と意見を述べる。…
生きている中で転機というものなどないんだなと思う。 後から思い起こして、後付けで転換点といえるだけ。時間があるから転換点がある。当然のことだけど、時間がなければ転換点もないというありきたりなお話。個人的な意識として連続性をほとんど感じない。…
日本語は妄想しやすいのかなと思う。主体がなくても話が進められる。レトリックだけじゃなくて。 まず出来事があるが、誰、いつ、どこでは虫食いになっている。それらが虫食いになっていても、リアリティを感じられる言語な気がする。まず現実があり曖昧さを…
暑くなってきたのに、海に行っていない。 濡れるのが嫌いなので、あまり水物のアクティビティはしないのだけれど、たまにやるぶんには非日常感があってよい。 いつか泳ごうと度付きのゴーグルも準備していたし、せっかくなので泳ぎにいく。自転車の後輪がス…
毎日まいにち、お茶碗すり切り一杯ほどのお薬を飲んでいると、自分の多少の問題を微調整する薬物的調整とは思えなくなってくる。 お薬がオレの振る舞いを決定する実体のような気がしてくる。 頭の中では理屈はわかっている。ある点での障害によってシステム…
ふりかえってみると、個人的な時間配分はわかりやすかった。一日の三分の一は布団の上にいる。仕事も三分の一。酒を飲んでいる時間も三分の一。どれに金をかけるべきか? 睡眠、休息の質があがればそれ以外の活動の質が上昇する。いわゆる基板となるものであ…
前日は深酒をしたために、起き上がれない。 社会性を破綻させていいなら、体調不良でお休みにすればよい。 しかし、個人的な事情としてそのソリューションは早々に破綻しそう。 明日も、明後日も、来年も、再来年も「体調不良」でお休みできる実績づくりにな…
寝付きが悪くて睡眠不足。 仕方なく早朝から仕事をする。布団から起き上がれないときには、寝起き一杯のコーヒーを頭の中で想像する。香りと自分がマゾヒストだと実感できる苦みのある液体。オレのかくプログラムの半分はコーヒーでできている。 誰かの書い…
朝は雨が降っていた。 思考を殺す。なにも考えない、なにも考えない。なにも考えなくても仕事はでき、なにも考えずに仕事を終える。 オレは誰かの期待を先読みしてその期待に勝手に応える機械ではない。なにも察しない、やりたいなと思ったことがあればやれ…
起きた。何も不満はない。やりたいこともない。なのに焦燥感に追い詰められる。 頭を壁に打ち付けて痛みを感じる。すこしだけ焦燥感が薄れる。もう一度、寝る。15時ごろに目覚める。悪夢を見ていた気がするが何も思い出せない。 このまま休日が終わるのか…
仕事にモチベーションがあがらない。会社のお偉いさんが悪いんだと、テキトーに非難できれば気が楽なのだけど。 無反省に誰かに責任を押しつけられるほど簡単な話ではない。個人的な評価は永遠に個人性から逃れられない。全社タウンミーティングが開催された…
布団の上で目を覚ます。 彩度の低い視界。脳内で彩りだけでも装飾する。色彩はポップになるが、意味はない。気分も変らない。彩度の低い世界に戻す。目と脳が少し楽になる。ぼんやりとしながら、洗い残しの食器を洗う。あまり意味を感じない。ただなんとなく…
目が覚める。 何とも思わない休日。何もしたいと思えない休日。何もしなくても何かをしても死ぬのは避けられない。何もしないというのは誰にできることでもない。 何もする必要がないのに何かをしようとすること、何かをするとはどういうことなのか、それを…
連日の猛暑。とはいえ、家の外にでないとあまり実感はない。朝起きる。先日、サービスの障害が発生したのでその原因調査と対応をすることになった。 わざわざ、特命チームをつくって対策するんだと、上位組織もリスクを恐れているようだ。 急遽、集められた…
いつものように活力のない土日が終わった、ということ。現実逃避のために飲む酒は、うまいともまずいとも言えず、ただ憂鬱を保留しつづける。 先送りにされた憂鬱がどうなるか。憂鬱はトラブルに発展する。トラブルになりたくないから、何かをする。怒られた…
目が覚めて、だるい仕事内容があることをしっている。 だるい身体をなんとか起こして、仕事をする。土日になんとなくみてしまった自分にとっては対応に困っていたチャットメッセージにニコニコチャットメッセージで応答する。 見たときに反応したらきっと歪…
早朝に目がさめる。もうどれぐらい寝ているのだろう。ずっと寝れていたらいいのに。目を閉じる。 次に目を開けたのは11時。悪夢を見ていた。悪夢はいつもように、一人きりにされること、親しい人から無視される夢。何度も何度もその夢をみるのだけど、毎度…
暖かくなってからはなるべく自転車に乗るようにしている。ペダルを回しているときは、なんとはなしにリラックスできる。 ペダルを回したからと言って解決することはない。楽しいとも違う。ただ流れていく景色によって少ししだけ息が楽になる感じ。早朝に目を…